この記事は「全年代 × IPO投資に挑戦したい × 主幹事実績が豊富な証券会社を探している」あなたに向けた内容です。
「IPO株に当選すれば、一撃で数十万円の利益も夢じゃない」そんな話を聞いて、IPO(新規公開株)投資に興味を持ったあなた。「どうせなら、できるだけ当選確率を上げて、本気で挑戦してみたい」と考えているのではないでしょうか。IPO投資の当選確率を左右する最大の要因、それは「どの証券会社から申し込むか」です。特に、IPO株の大部分を割り当てられる「主幹事」を務めることが多い証券会社の口座を持つことは、当選への絶対条件と言っても過言ではありません。この記事では、「一攫千金」の夢を現実のものにしたいあなたが、当選確率を最大化するための戦略的な口座選びができるよう、「主幹事の実績」「抽選ルールの公平性」「IPO取扱数」の3つの視点から、IPO投資に必須の証券口座を厳選してご紹介します。
この記事の要点(summary)
この記事では、IPO投資の当選確率を本気で高めたい投資家のために、主幹事実績や抽選ルールに基づいた最適な証券口座の選び方を解説します。
- IPO投資の当選確率を上げる最も重要な戦略は、主幹事を務めることが多い証券会社の口座を複数開設することです。
- 証券会社選びでは、株の割当数が多い「主幹事の実績」、資金量に左右されない「抽選ルールの公平性」、そして申し込み機会の多さにつながる「IPO取扱数」の3点が極めて重要です。
- 「SBI証券」は、主幹事実績が豊富で、外れてもポイントが貯まる「IPOチャレンジポイント」制度があるため、IPO投資の必須口座です。
- 「SMBC日興証券」や「マネックス証券」も、主幹事実績や完全平等抽選のルールから、当選を狙う上で欠かせない証券会社です。
- この記事を読めば、どの証券口座を、どのような優先順位で開設すべきかが明確になり、IPO当選という目標への最短ルートを歩むことができます。
※本記事では「主幹事の実績」「抽選ルールの公平性」「IPO取扱数」の3つを評価軸にしています。
セクション1:【比較表】IPO投資におすすめの証券口座TOP7
以下は、IPO投資の当選確率を上げるために開設すべき、おすすめの証券口座を比較した表です。複数の口座から申し込むことで、当選のチャンスを最大化しましょう。
ランキング | サービス名 | おすすめ理由 | 公式サイト |
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1位 | SBI証券 | 年間IPO取扱数は100社以上と圧倒的No.1。主幹事も多数。落選してもポイントが貯まり、貯めたポイントで当選確率が上がる「IPOチャレンジポイント」制度は必須。 | 公式サイトを見る |
2位 | SMBC日興証券 | 大手証券で主幹事実績が非常に豊富 。ネット抽選枠は完全平等抽選のため、資金量の少ない個人投資家にも当選のチャンスが大きい。SBI証券と並ぶ必須口座。 | 公式サイトを見る |
3位 | マネックス証券 | 抽選の100%を完全平等抽選で行うため、資金力に関係なく誰にでも平等にチャンスがある 。幹事実績も豊富で、IPO投資家の間では「必須口座」の一つ。 | 公式サイトを見る |
4位 | 楽天証券 | 取扱数はネット証券の中でもトップクラス 。抽選も100%平等抽選。幹事を務める機会も多く、申し込みのチャンスを増やすために開設しておきたい。 | 公式サイトを見る |
5位 | 松井証券 | 抽選の70%以上を完全平等抽選に配分 。事前入金が不要でIPOの抽選に参加できるため、資金効率が良い。口座開設しておいて損はない。 | 公式サイトを見る |
6位 | 大和証券 | SMBC日興証券と並び、主幹事を務めることが多い大手証券 。ネット抽選枠の比率は高いとは言えないが、大型IPOでは主幹事になるため、押さえておきたい。 | 公式サイトを見る |
7位 | auカブコム証券 | 三菱UFJモルガン・スタンレー証券が主幹事を務めるIPO案件の委託幹事を引き受けることが多い 。穴場的な存在として口座開設の価値あり。 | 公式サイトを見る |
セクション2:情報収集・関連団体サイトTOP3
IPOのスケジュールや企業情報など、信頼性の高い情報を提供しているサイトを紹介します 。
サイト名 | 対象読者層 | 公式サイト |
---|---|---|
日本取引所グループ(JPX) | 【公式情報】新規上場会社に関する公式情報を掲載。上場承認日やスケジュール、企業の目論見書など、一次情報を確認したい場合に。 | https://www.jpx.co.jp/listing/stocks/new/index.html |
96ut.com(クロウトドットコム ) | 【専門家の評価】IPO投資家の間では定番の情報サイト。各IPO案件の評価(S〜D)や初値予想、幹事団情報などが網羅されており、投資判断に役立つ。 | https://96ut.com/ipo/ |
ZUU online | 【基礎知識】IPOの仕組みや投資の始め方、証券会社の選び方などを分かりやすく解説 。これからIPO投資を始める初心者に。 | https://zuuonline.com/ |
セクション3:公式サイト詳細レビュー(7社 )
TOP7でご紹介した公式サイトについて、「主幹事の実績」「抽選ルールの公平性」「IPO取扱数」の3つの評価軸で詳しくレビューします。
1. SBI証券
主幹事の実績 | ★★★★★ |
---|---|
抽選ルールの公平性 | ★★★★☆ |
IPO取扱数 | ★★★★★ |
コメント:
IPO投資を語る上で、この証券会社を抜きには考えられません。年間100社に迫る圧倒的なIPO取扱数と、豊富な主幹事実績が最大の強み。そして、SBI証券を唯一無二の存在にしているのが「IPOチャレンジポイント」制度です。抽選に外れるたびにポイントが貯まり、次回のIPOでそのポイントを使って申し込むと当選確率が格段にアップします。コツコツ続ければいつかは報われる、夢のある仕組みです。
締め文:IPO投資で本気で当選を掴み取りたいなら、議論の余地なく最初に開設すべき、最重要口座です。
2. SMBC日興証券
主幹事の実績 | ★★★★★ |
---|---|
抽選ルールの公平性 | ★★★★★ |
IPO取扱数 | ★★★★☆ |
コメント:
資金の多寡に関わらず、誰にでも平等なチャンスがあるのが最大の魅力です 。大手証券会社として主幹事を務める機会が非常に多く、割り当てられる株数も豊富。その上で、ネット抽選枠は一人一票の「完全平等抽選」を採用しています。これは、100株しか申し込まない人と10000株申し込む人の当選確率が同じということであり、資金の少ない個人投資家にとっては非常に有利なルールです。
締め文:豊富な割当株数と公平な抽選ルール。主幹事案件を狙う上で、SBI証券と並び立つ、もう一つの必須口座と言えるでしょう。
3. マネックス証券
主幹事の実績 | ★★★☆☆ |
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抽選ルールの公平性 | ★★★★★ |
IPO取扱数 | ★★★★☆ |
コメント:
個人投資家への配慮が最も徹底されている証券会社の一つです 。特筆すべきは、IPOの個人向け割当の全て(100%)を、一人一票の完全平等抽選に回している点。これは主要証券会社の中では唯一無二のルールであり、「とにかく公平な土俵で勝負したい」と考える投資家から絶大な支持を集めています。幹事団に参加する機会も多く、申し込みのチャンスを増やす上で欠かせません。
締め文:資金力では勝負できない個人投資家にとって、最も頼りになる存在。当選の夢を追いかけるなら、必ず開設しておきたい口座です。
4. 楽天証券
主幹事の実績 | ★★★☆☆ |
---|---|
抽選ルールの公平性 | ★★★★★ |
IPO取扱数 | ★★★★☆ |
コメント:
マネックス証券と同様、抽選の100%を完全平等抽選で行っている点が魅力です 。近年IPOの取り扱いを強化しており、幹事団に名を連ねる機会が増えています。楽天銀行との口座連携(マネーブリッジ)を設定しておけば、入出金がスムーズになり、資金管理が楽になる点もメリット。普段から楽天のサービスを利用しているなら、開設しておいて損はありません。
締め文:公平な抽選ルールと、申し込み機会の多さ。当選確率を少しでも上げるための、有力なサブ口座として活用できます。
5. 松井証券
主幹事の実績 | ★★☆☆☆ |
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抽選ルールの公平性 | ★★★★☆ |
IPO取扱数 | ★★★★☆ |
コメント:
IPO投資の「資金効率」を最大限に高めたい、賢いあなたに 。松井証券の最大の特徴は、IPOの抽選に「事前入金不要」で参加できる点です。通常、抽選に参加するには購入代金分の資金をあらかじめ口座に入れておく必要がありますが、松井証券ならその必要がありません。複数のIPOに申し込む際、資金を移動させる手間が省けるため、非常に便利です。抽選の70%以上を平等抽選に回すなど、個人投資家への配慮も忘れていません。
締め文:限られた資金を最大限に活用し、効率的に当選のチャンスを狙いたい。そんなスマートな投資戦略を可能にする、ユニークな存在です。
6. 大和証券
主幹事の実績 | ★★★★★ |
---|---|
抽選ルールの公平性 | ★★☆☆☆ |
IPO取扱数 | ★★★★☆ |
コメント:
大型IPOを狙うなら、外すことのできない大手証券です 。SMBC日興証券と並び、主幹事を務める実績はトップクラス。ネット抽選に回される株の割合は10%〜15%程度と、ネット証券に比べると低いですが、元々の割当株数が非常に多いため、当選者数自体は多くなります。特に、誰もが知るような大型案件では主幹事を務めることが多いため、大きなチャンスを逃さないために口座を持っておく価値は十分にあります。
締め文:世間の注目を集める大型IPOに挑戦し、大きなリターンを狙いたい。そんなあなたにとって、重要な一手となる口座です。
7. auカブコム証券
主幹事の実績 | ★☆☆☆☆ |
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抽選ルールの公平性 | ★★★★★ |
IPO取扱数 | ★★★☆☆ |
コメント:
IPO投資における「穴場」的な存在として、開設しておきたい口座です 。auカブコム証券自体が主幹事を務めることは稀ですが、同じMUFGグループである三菱UFJモルガン・スタンレー証券が主幹事を務めるIPO案件を、委託幹事として取り扱うことが非常に多いのが特徴です。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は個人向けの口座開設が難しいため、実質的にauカブコム証券がその受け皿となっています。ライバルが少ない、おいしい案件に巡り会えるかもしれません。
締め文:他の投資家とは少し違う視点から、隠れた当選機会を狙いたい。そんな戦略的なあなたにおすすめです。
セクション4:よくある質問(Q&A )
Q. 結局、IPO投資で当選確率を上げるにはどうすればいいですか?
A. 結論は、「できるだけ多くの証券会社から、根気強く申し込みを続ける」ことです。特に、この記事で紹介したTOP3の「SBI証券」「SMBC日興証券」「マネックス証券」は、主幹事実績や抽選ルールの観点から必須と言えます。まずはこの3社の口座を開設し、全てのIPOに申し込むことから始めましょう。その上で、資金に余裕があれば他の証券会社の口座も開設し、申し込みの母数を増やしていくのが、当選への最も確実な道です。
Q. 「主幹事」って、なぜそんなに重要なんですか?
A. 新しく上場する会社は、株を投資家に販売する業務を証券会社に委託します。この中心的な役割を担うのが「主幹事」です。主幹事は、売り出される株の80%〜90%以上を引き受けるため、他の証券会社(幹事団)と比べて、個人投資家に割り当てられる株数が圧倒的に多くなります。つまり、主幹事の証券会社から申し込むことが、当選確率を上げる上で最も重要なのです。
Q. IPO株は、いつ売ればいいですか?
A. 多くのIPO投資家は、上場日の最初につく株価(初値)で売却する戦略を取ります。これは、公募価格(上場前に購入する価格)と初値の差額(利益)を確実なものにするためです。もちろん、その後のさらなる株価上昇を期待して持ち続けるという選択肢もありますが、株価が公募価格を下回るリスクも伴います。初心者のうちは、欲張らずに初値で売るのが堅実な戦略と言えるでしょう。
Q. NISA口座でIPOに申し込めますか?
A. はい、NISA口座でIPOに申し込むことは可能です。NISA口座で当選したIPO株を売却して利益が出た場合、その利益は非課税になります。これは非常に大きなメリットですが、注意点もあります。NISAの非課税枠は年間で決まっているため、IPOの購入代金で枠の多くを使ってしまう可能性があります。また、もし公募割れして損失が出た場合、他の利益と相殺する「損益通算」ができないというデメリットもあります。メリット・デメリットを理解した上で活用しましょう。
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