【60代夫婦向け】元気なうちに備える!「介護」と「医療」の不安を解消する保険7選

この記事は「60代 × シニア夫婦 × 子どもに迷惑をかけず、自分たちの力で老後の介護や医療に備えたい」そんなあなたに向けた内容です。

60代を迎え、セカンドライフを謳歌されているシニア夫婦のあなた。「まだまだ夫婦で旅行や趣味を楽しみたい」と思う一方で、「もし、どちらかが倒れて介護が必要になったら…」「持病があるから、入院費が心配…」といった、老後への漠然とした不安を感じてはいませんか?特に「介護」は、いつまで続くか分からず、公的介護保険だけでは費用をすべて賄えないのが現実です。子どもたちに金銭的・精神的な負担はかけたくない、自分たちらしい老後を最後まで全うしたい。この記事では、そんな切実な願いを持つあなたが、元気なうちに賢く備えるための方法を、「要介護状態への備え(介護保障)」「持病への備え(医療保障)」「保険料と加入のしやすさ」の3つの視点から、プロが厳選した保険サービスをご紹介します。

この記事の要点(summary)

この記事では、60代のシニア夫婦が直面する「介護」と「医療」の2大リスクに対し、民間の保険を活用して賢く備える方法を比較・解説します。

  • 60代の保険選びは、まず公的介護保険の要介護2(または1)以上に認定された際に一時金や年金が受け取れる「介護保険」で、介護費用に備えることが最優先です。
  • 次に、持病や入院歴があっても加入しやすい「引受基準緩和型医療保険」で、短期的な入院や手術のリスクをカバーするのが基本の組み合わせです。
  • SOMPOひまわり生命の介護保険は、親の介護経験を保険料に反映できるユニークな商品で、介護を身近に感じている方におすすめです。
  • アフラック朝日生命の介護保険は、業界トップクラスの販売実績があり、給付実績が豊富で安心感が高いです。
  • 保険料は決して安くありませんが、「いざという時に子どもに頼らないための必要経費」と捉え、家計に無理のない範囲で備えることが重要です。

※本記事では「要介護状態への備え(介護保障)」「持病への備え(医療保障)」「保険料と加入のしやすさ」の3つを評価軸にしています。

セクション1:【比較表】60代シニア夫婦におすすめの介護・医療保険TOP7

以下は、60代のシニア夫婦が「介護」と「医療」のリスクに備えるためにおすすめの保険サービスを比較した表です。ご夫婦の健康状態や将来設計に合わせて、最適なプランを選びましょう。

ランキング サービス名 おすすめ理由 公式サイト
1位 SOMPOひまわり生命保険 親の介護経験があると保険料が割引になるなど、介護をリアルに捉えた商品が特徴。要介護2以上で一時金が受け取れる介護保険は、60代のニーズに合致。 公式サイトを見る
2位 アフラック生命保険 介護保険の販売実績が豊富で安心感が高い 。要介護1から年金が受け取れるプランもあり、軽度の介護状態から備えたい場合に最適。持病があっても入りやすい医療保険も充実。 公式サイトを見る
3位 オリックス生命保険 持病があっても入りやすい引受基準緩和型の医療保険「CURE Support Plus」が人気 。手頃な保険料で、入院・手術にしっかり備えられる。 公式サイトを見る
4位 朝日生命保険 介護保険のパイオニア的存在 。公的介護保険の要介護認定に完全連動するため、給付条件が分かりやすい。対面でじっくり相談したい場合に。 公式サイトを見る
5位 三井住友海上あいおい生命保険 要介護2以上で一時金が支払われるシンプルな介護保険が特徴 。MS&ADグループの安心感と、分かりやすい商品設計が魅力。 公式サイトを見る
6位 太陽生命保険 「ひまわり認知症治療保険」など、認知症への備えに特化した商品が充実 。介護の原因として認知症を特に心配している場合に検討したい。 公式サイトを見る
7位 メットライフ生命保険 持病がある方向けの引受基準緩和型商品のラインナップが豊富 。複数の持病があるなど、他社で加入を断られた場合でも相談してみる価値あり。 公式サイトを見る

セクション2:シニアの保険・介護情報収集に役立つサイトTOP3

60代からの保険選びや、来るべき介護に備えるための信頼できる情報を発信しているサイトを紹介します 。

サイト名 対象読者層 公式サイト
保険市場 【比較検討】シニア向けの介護保険や医療保険を、複数の保険会社から横断的に比較・検討したい方。無料相談も可能。 https://www.hokende.com/
LIFULL介護 【介護施設情報】将来的に老人ホームや介護施設への入居を考えている方 。全国の施設情報や費用、空き状況を検索できる。 https://kaigo.lifull.com/
生命保険文化センター 【公的情報】生命保険に関する中立・公正な情報や、介護にかかる平均費用・期間などの統計データを知りたい方 。 https://www.jili.or.jp/

セクション3:公式サイト詳細レビュー(7選 )

TOP7でご紹介したサービスについて、「要介護状態への備え」「持病への備え」「保険料と加入のしやすさ」の3つの評価軸で詳しくレビューします。

1. SOMPOひまわり生命保険

要介護状態への備え ★★★★★
持病への備え ★★★★☆
保険料と加入のしやすさ ★★★★☆

コメント:
「介護を自分事として捉えている」人のための、ユニークで合理的な保険です。主力商品である介護保険「笑顔をまもる認知症保険」は、軽度認知障害(MCI)と診断された時点から保障が始まるなど、早期の備えに重点を置いています。さらに、親の介護経験がある場合に保険料が割引になる「介護経験者割引」は、介護の大変さを知る60代の心に響く制度です。要介護2以上で一時金が支払われるシンプルな介護一時金保険もあり、ニーズに合わせて選べます。

締め文:親の介護を通じて、将来の自分たちの姿をリアルに想像している。そんな、経験に基づいた賢い備えをしたいあなたに最適です。

SOMPOひまわり生命 公式サイトへ

2. アフラック生命保険

要介護状態への備え ★★★★★
持病への備え ★★★★☆
保険料と加入のしやすさ ★★★☆☆

コメント:
介護保険といえばアフラック、と言われるほどの圧倒的な販売実績とブランド力が最大の魅力です 。多くの人が加入しているという事実は、それだけ給付実績が豊富で、いざという時に頼りになるという安心感につながります。公的介護保険の要介護1から年金が受け取れる「スーパー介護年金プランVタイプ」は、比較的軽い状態から保障が始まるため、早期に備えたい方に人気です。持病があっても入りやすい医療保険も充実しており、介護と医療をセットで相談できます。

締め文:よく分からない保険は不安。みんなが選んでいる、実績のある保険で安心して備えたい。そんな、堅実なあなたの期待に応えます。

アフラック生命保険 公式サイトへ

3. オリックス生命保険

要介護状態への備え ★★★☆☆
持病への備え ★★★★★
保険料と加入のしやすさ ★★★★★

コメント:
「持病があるから…」と医療保険を諦めていた60代の方にとって、まさに救世主となる保険です 。引受基準緩和型の医療保険「CURE Support Plus(キュア・サポート・プラス)」は、簡単な3つの告知項目をクリアできれば、高血圧や糖尿病などで通院・投薬中の方でも加入しやすくなっています。保険料もこのタイプの保険としては手頃で、一生涯の入院・手術を保障してくれます。まずは医療費の不安だけでも解消しておきたい、という方に最適です。

締め文:持病を理由に、保険加入を諦めていた。そんなあなたに、もう一度安心を手に入れるチャンスを与えてくれる保険です。

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4. 朝日生命保険

要介護状態への備え ★★★★★
持病への備え ★★★☆☆
保険料と加入のしやすさ ★★★☆☆

コメント:
日本で初めて介護保険を発売した、パイオニアとしての歴史と実績が光ります 。主力商品の「あんしん介護」は、給付条件が公的介護保険制度の要介護認定に完全に連動しているため、「どんな状態になったら受け取れるのか」が非常に分かりやすいのが特徴です。保険会社独自の基準だと解釈で揉めるのが不安、という方には最適です。全国の営業職員による対面での丁寧な説明も、シニア層には安心できるポイントです。

締め文:複雑な独自基準は不要。公的な基準に連動した、分かりやすくて公平な保険に入りたい。そんな、明瞭さを求めるあなたにぴったりです。

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5. 三井住友海上あいおい生命保険

要介護状態への備え ★★★★☆
持病への備え ★★★☆☆
保険料と加入のしやすさ ★★★★☆

コメント:
「介護になったら、まずまとまったお金が欲しい」というニーズに、シンプルに応える保険です 。主力商品である終身介護保障保険は、公的介護保険の要介護2以上と認定された場合に、一時金がドンと支払われる分かりやすい設計です。この一時金で、住宅のリフォーム費用や介護用ベッドの購入費用など、初期にかかる大きな出費に備えることができます。MS&ADインシュアランスグループという、大手損保系の安心感も魅力の一つです。

締め文:月々の年金よりも、まず介護の初期費用に備えたい。そんな、現実的なニーズを持つあなたの助けとなる保険です。

三井住友海上あいおい生命 公式サイトへ

6. 太陽生命保険

要介護状態への備え ★★★★☆
持病への備え ★★★☆☆
保険料と加入のしやすさ ★★★☆☆

コメント:
「介護の中でも、特に認知症が心配」という方に、ピンポイントで応える保険です 。「ひまわり認知症治療保険」は、認知症と診断された場合に一時金が支払われるなど、認知症への保障に特化しています。また、シニア向けの商品開発に力を入れており、「100歳時代年金」など、長生きリスクに備える商品も充実しています。営業職員が自宅まで訪問してくれる「かけつけ隊」サービスも、外出が難しい高齢者には心強い味方です。

締め文:他の病気も心配だが、何よりも認知症になって家族に迷惑をかけるのが怖い。そんな、特定の不安に集中的に備えたいあなたに。

太陽生命保険 公式サイトへ

7. メットライフ生命保険

要介護状態への備え ★★★☆☆
持病への備え ★★★★★
保険料と加入のしやすさ ★★★★☆

コメント:
「いくつも持病があって、どこの保険会社にも断られてしまった…」そんな方のための最後の砦となりうる保険会社です 。外資系ならではの柔軟な商品設計で、持病がある方向けの引受基準緩和型商品のラインナップが非常に豊富です。医療保険だけでなく、死亡保険やガン保険でも緩和型の商品を用意しています。保険料は健康な人に比べて割高になりますが、「無保険」という最大のリスクを回避するための選択肢として、非常に価値があります。

締め文:健康状態に自信がなく、保険加入を諦めかけていた。そんなあなたに、もう一度「安心」という選択肢を提示してくれます。

メットライフ生命 公式サイトへ

セクション4:よくある質問(Q&A )

Q. 60代ですが、今から保険に入れますか?保険料は高いですか?

A. はい、60代からでも加入できる介護保険や医療保険はたくさんあります。ただし、20代や30代に比べて保険料は高くなります。例えば、65歳男性が一生涯の介護保障(一時金300万円)に加入する場合、月々の保険料は1万円を超えることも珍しくありません。しかし、これは「いざという時に子どもに頼らず、自分たちで備えるための必要経費」と考えることが大切です。年金収入など、家計に無理のない範囲で検討しましょう。

Q. 公的介護保険と民間の介護保険は何が違うのですか?

A. 公的介護保険は、市区町村に申請し要支援・要介護認定を受けると、所得に応じて1割〜3割の自己負担で介護サービス(デイサービスやヘルパー利用など)を受けられる制度です。一方、民間の介護保険は、保険会社所定の要介護状態(例:要介護2以上)になった場合に、契約時に決めた一時金や年金が「現金」で支払われるものです。この現金で、公的保険ではカバーできない費用(施設の食費や差額ベッド代、おむつ代など)に充てることができます。

Q. 介護保険は、一時金で受け取るタイプと、年金で受け取るタイプ、どちらが良いですか?

A. 一概にどちらが良いとは言えません。一時金タイプは、介護用ベッドの購入や住宅リフォームなど、介護初期にかかるまとまった費用に充てやすいメリットがあります。一方、年金タイプは、介護が続く限り毎年(または毎月)受け取れるため、おむつ代や施設の利用料など、継続的にかかる費用に充てやすいメリットがあります。ご自身の資産状況や、どのような費用に備えたいかに合わせて選ぶのが良いでしょう。

Q. 夫婦で同じ保険に入るべきですか?

A. 必ずしも同じ保険に入る必要はありません。例えば、ご主人は持病があるため引受基準緩和型の医療保険、奥様は健康なので通常の介護保険、といったように、それぞれの健康状態や不安に感じていることに合わせて、別々の保険を選ぶのが合理的です。ただし、夫婦で同じ保険会社の保険に加入すると「夫婦割引」が適用される場合もあるため、保険会社に確認してみると良いでしょう。

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